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International Workshop 2024 in Bangkok part 2

        皆様お元気でしょうか? 医師Kです。 私が産婦人科に入局してすぐにcovid-19が流行したこともあり外国での学会、研修は参加することができず今回が初めての海外研修ということもありとても楽しみにしておりました。   Workshopついてブログに上げさせて頂きます。   今回日本からのWorkshop参加者は総勢30名程でした。   全員が産婦人科医師で御高名な先生も数多く、 緊張感のある研修でした( 懇親会では気さくに話して頂き皆さん優しい先生ばかりでした^ ^)。       研修先はSiriraj Hospitalに併設されているTG-MET Centerという施設で他国の医師との合同研修でした。   改めて凄い場に自分がいるのだなと再認識し、 TWMUとして恥じない行動をしようと身が引き締まる思いでした 。                           下記記事では3日間の研修内容をお届けします。  まずはタイの先生方と倉敷成人病センターで婦人科の主任部長を務 める安藤正明先生のご挨拶がありました。   安藤先生といえば産婦人科医師で知らない人はいないほど有名な先 生で"行ける伝説!! と言うくらい凄い方なんですが、 お話ししてみるととても穏やかな口調で人柄も素晴らしい方でした 。         今回のWorkshopも安藤先生からTWMUのK教授へお誘い して頂いき私が参加する事になった経緯もあり、安藤先生、 K教授には大変感謝しております。   研修内容の一つとしては安藤先生の手術のビデオを供覧しディスカ ッションを行うといったものでした。                                         手術内容は患者の侵襲を最小限にするため「腹腔鏡手術」 についてでした。腹腔鏡手術は当院でも行なっており、 低侵襲といった利点等から手術適応が近年拡大されています。   腹腔鏡手術の大部分は鉗子という器具を用いて行いますが、 鉗子をいかに上手く扱うかが腹腔鏡手術のポイントの一つとなりま す。       安藤先生はこの操作が洗練されており正直2倍速なんじゃないのか !と思うぐらいとてつもない速度で手術が進んでいきました。   自分が手術を行うことも経験として力にはなりますが、 他の医師の手術動画を見るこ

International Workshop 2024 in Bangkok

突然ですがバンコクから筆を走らせております。 お久々のPです。 小生、本日外気温も心も真夏です。             なぜかと申しますと本日は倉敷成人病センターの安藤先生が主催する、 International Workshop 2024 in Bangkokに参加いたしましたので報告をさせていただきます。 まだ初日ですが、非常にエキサイティングな研修です。                             日本中から十数名の重鎮、若手の先生、タイの先生方を招いて内視鏡手術の研鑽を合同で講義、実技を行うこのワークショップは20年を迎えるようです。 小生は初めて参加しました。 K教授、ご配慮ありがとうございました。                   一子相伝伝承者予定のK先生とともに2名で参加させていただきました。 とても豪華なホテルを予約していただき、 ホテルから船で会場に向かいます。       トレーニングセンターはバンコクの中核を担う某病院の中に位置しており 地域との調和がとれた良い庭園もあります。 大学病院クラスの本当に大きな施設で集約的な治療を行っています。          会場到着後、初日はまず講義がメインとなります。  成人病センターの先生方、タイの講師陣による最先端の治療、薬物療法の講義を夕方までみっちり吸収させていただきました。 日本近日発売のE3型LEP製剤等、ふむふむな内容でした。       手術内容もMR(mixed reality)を組み合わせた筋腫核出術の有用性や、 urinary tract endometriosis, live surgeryなどなど 密度の濃い時間が流れていきます。             夕方までみっちり吸収した後は早めのディナーで親睦会です。 タイの先生方は非常にフレンドリーで言葉を超えて信頼できるような先生ばかりでした。 ขอบคุณ 加え各地から参加された先生も同じ目的のもと、会話がはずみました。 特に近い学年の先生の熱い思いを聞くと僕もまだまだ未熟で頑張ろうと痛感します。 日本には熱い先生がこんなにいるのかと。                           親睦会ではマレーシアの先生とも語りました。 どうやらマレーシアでは手術は95%が開腹術とのことで、腫瘍学会と内視鏡学会がバチバ