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産婦人科内視鏡手術ガイドライン 2024年版と第64回日本産科婦人科内視鏡学会学術講演会

副題 〜とある医局員の最も長い一日〜 さて、随分更新が滞ってしまいました。 2ヶ月ぶりの投稿になります。 毎度のPです。       今回は2つの内容をお話します。 まずは第64回日本産科婦人科内視鏡学会学術講演会について。 婦人科低侵襲手術の年1回の祭典(?)は東京で今年は行われました。 小生の家からはバス1本で楽々到着しますので非常に快適でした。 若手の先生からは専門医試験や地方部学会会場の本丸となっており、トラウマかもしれませんが、、、 、、、内容に移ります。 当院からは3名の発表があり、中にはORAL SESSIONやENGLISH POSTERもありました。 今回はポスターもプレゼンテーションがあり、質疑応答に熱が入っていました。 小生も発表しましたが、活発に議論が飛び交い、これぞ現地学会という印象です。 お腹を切らない経膣での手術手技や、ロボット手術、骨盤臓器脱手術、新しい手術操作器具等が今年は多く見られた発表でした。 以前のブログで書きましたが、タイ、バンコクでのトレーニングに参加された先生や小生の大学院生時代のラボメンも多数参加されていました。 時の流れを感じるとともに、センチメンタルな気分になりましたねぇ、、、       さて、学会は3日間行われ、 刺激を受けつつ、帰路に帰りました、、、と、、、                     と  は  な  ら  ず  。                     実は最終日の最終時間帯に今年発刊される産婦人科内視鏡手術ガイドライン2024年版の変更点のポイントのセッションがありました。 今回のメインデッシュはこちらです。       2024年版ガイドラインは婦人科良性、悪性、子宮鏡と項目がわかれており、日本中の著名な先生が集まり、現在ひいては今後の婦人科手術の治療指針を決定する重要な役割があります。 そんな中で良性取りまとめ役として当院の熊切教授が取り仕切りされておりました。 そして若輩者x100000000000の小生も良性幹事として参加し作成に携わらせていただきました。 文章にしてしまえば一言ですが、2年前から今回の発刊にあたって初動があり、定期的なガイドライン作成委員でのデータ収集、打ち合わせがあり、その後パブリックコメント等をへて現在に至っており、圧倒的な熱量と密度の高い内容となっています。