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International Workshop 2024 in Bangkok

突然ですがバンコクから筆を走らせております。 お久々のPです。 小生、本日外気温も心も真夏です。             なぜかと申しますと本日は倉敷成人病センターの安藤先生が主催する、 International Workshop 2024 in Bangkokに参加いたしましたので報告をさせていただきます。 まだ初日ですが、非常にエキサイティングな研修です。                             日本中から十数名の重鎮、若手の先生、タイの先生方を招いて内視鏡手術の研鑽を合同で講義、実技を行うこのワークショップは20年を迎えるようです。 小生は初めて参加しました。 K教授、ご配慮ありがとうございました。                   一子相伝伝承者予定のK先生とともに2名で参加させていただきました。 とても豪華なホテルを予約していただき、 ホテルから船で会場に向かいます。       トレーニングセンターはバンコクの中核を担う某病院の中に位置しており 地域との調和がとれた良い庭園もあります。 大学病院クラスの本当に大きな施設で集約的な治療を行っています。          会場到着後、初日はまず講義がメインとなります。  成人病センターの先生方、タイの講師陣による最先端の治療、薬物療法の講義を夕方までみっちり吸収させていただきました。 日本近日発売のE3型LEP製剤等、ふむふむな内容でした。       手術内容もMR(mixed reality)を組み合わせた筋腫核出術の有用性や、 urinary tract endometriosis, live surgeryなどなど 密度の濃い時間が流れていきます。             夕方までみっちり吸収した後は早めのディナーで親睦会です。 タイの先生方は非常にフレンドリーで言葉を超えて信頼できるような先生ばかりでした。 ขอบคุณ 加え各地から参加された先生も同じ目的のもと、会話がはずみました。 特に近い学年の先生の熱い思いを聞くと僕もまだまだ未熟で頑張ろうと痛感します。 日本には熱い先生がこんなにいるのかと。                           親睦会ではマレーシアの先生とも語りました。 どうやらマレーシアでは手術は95%が開腹術とのことで、腫瘍学会と内視鏡学会がバチバ

AREAインタビュー

 皆様 https://dot.asahi.com/articles/-/211393?page=1 AREAに田畑先生のインタビューが掲載されております。 内容は子宮筋腫や子宮内膜症についてです。 女性には普遍的な疾患でありますので、興味があれば一読いただければ幸いです。

神の手チャレンジ

              皆様寒くなってきましたね。 Pです。 昨日のM-1は最高でした。             さて、本日は日本医科大学の市川先生が主催する神の手チャレンジに参加してきました。  腹腔鏡で折り鶴を折り、タイムアタックを行う競技です。  産婦人科のみならず、獣医師、学生、他科の先生も参加され、盛り上がっていました。               コロナ禍もあり、久々の対面での競技開催となったようです。 ノービス、エキスパート部門に別れ、タイムを競います。 小生は審査官、部下のTRはノービス部門で参加しました。 秒数に正確な折り方から外れると減点方式で競っていきます。 審査中は真剣で口数も減ります。 有名な先生では1万羽おられた先生もいらっしゃいました。       まさに神の手、、、   TR先生も必死に食らいついていました。 惜しくも入賞とはなりませんでしたが、いい刺激になったのではないでしょうか。 以下奮闘の写真です。 びっくりしたのは医学部1年生も多数参加されていたことです。 数ヶ月前は高校生、浪人生だったはずなので、す、、、すごい。すごすぎる。 小生が学生のころは音楽と飲み会のことしか考えていなかったので、なにか後ろめたい気持ちにさえなっていました。。。 他に、スポンサーなど協賛なしでここまでの設備と熱意を持って会を作り上げた市川先生ならびに日本医科大学の先生方の情熱には感服しました。 忙しい業務の中どれだけここまでの行事を作り上げるのは大変なことだったでしょう。 とてもよい刺激をいただきました。             アットホームな雰囲気の中、会は終わりました。 NHKなども取材しており、今後こういった会が増えていけばいいなと感じました。 では今日はここで。        

「慢性疾患があっても「産みたい」希望に寄り添う」インタビューにつき

今回はインタビューを掲載します。       周産期・母子センター長の水主川教授のインタビューが以下サイトに掲載されております。 ログインが必要ですが、興味がある方はぜひ一読ください。   「慢性疾患があっても「産みたい」希望に寄り添う」   https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/202312/582498.html       宜しくお願いします。      

APAGE -An Asia-Pacific association for gynecologic endoscopic surgeons- その2

こんにちは、医局員 T です。 11 月とは名ばかり、まだ暑い日が続きますね。 先日、当医局 4 年ぶりの海外学会に参加してまいりました。       常夏の地、シンガポールで行われた The Asia-Pacific Association for Gynecologic Endoscopy and Minimally Invasive Therapy(APAGE) annual congress 2023 に、当医局からは K 教授はじめ、 6 名が参加いたしました。 参加者の出身国は中国、韓国、台湾、フィリピン、ベトナムなど多岐に渡り、日本からの参加者も何人もいらっしゃいました。 各会場では活発な質疑応答が行われており、英語という共通の言語でそれぞれの意見をぶつけあっていらっしゃいました。       各国の先生の講演もあり、腹腔鏡の仕切るアップトレーニングについての講演を聞きました。基礎のトレーニング、手術動画を執刀医の目線で見ることなど、国は違えど良い手術にとって重要なことは変わらないということを、改めて認識することができました。         また、今回の学会で K 教授がビデオ部門で Award を受賞されました。おめでとうございました。   学会の合間にはシンガポールのシンボルである、マリーナベイサンズに上りました。 地上 56 階からの絶景を見て、今後も良い産婦人科医になるべく励もうと心に誓いました。 今後も誠心誠意努力してまいります。        

第68回日本生殖医学会学術講演会・総会@金沢

        連投失礼します。 どうも。 幼少期は金沢で過ごしたアドレスホッパーPです。          突然ですが、 冒頭の写真はコンサートに来ているわけではなく、石川県立音楽堂が会場だからです。 あしからず。 現在学会最中でパソコンを打ち込んでいます。 第68回日本生殖医学会学術講演会・総会に参加いたしましたので、 感想も含めご報告します。                 場所は写真に示す通り金沢、数十年前はこんな立派な建物はなく随分豪華な駅になりました。 世界でも最も美しい駅の一つだそうです。 確かに、King's Cross駅の30倍は美しいと思います。          会場は駅から1分でアクセスもよく、ストレスを感じません。 学術的には題名の示すように生殖、体外受精、不妊から、 昨今のoncofertility、PGT等他分野も拡大し、脆弱な脳が破裂しそうです。         さて、個人的に気になったのは PCOSに対するPPOS法の開始時期やトリガーのタイミングを遅らす成績の検討や、  採卵周期、移植周期でのLHの値と治療成績の関連の検討が面白かった。         他に産婦人科医がなかなか踏み込めない男性不妊、胚培養士、看護師さんの発表もあり、 違う視点からの内容も興味深いです。 企業点もガシャポン(死語?)とかも設置してあり、小規模ながら堪能できました。 会場は古都金沢らしく、和を意識したモダンと歴史の融合、、、 学会報告なのかわからなくなってきたので、写真で御覧ください。 美しい凛とした会場です。 生殖医療の学会はアート専門施設が 圧倒的な数の暴力、 もとい、豊富な症例数のため、大きな母数の比較検討が可能で、大学病院所属の小生としては希少症例のケースシリーズで勝負です。 施設によって検討すべき立ち位置というのはあるかと思います。  他に同じパネルの先生とも貴重な意見交換ができ、親子程年は離れていても、医学という共通言語を通じて対等に議論できるのは学会の醍醐味です。         さて、少々時間を作って軽くお散歩です。 金沢はいい意味でこじんまりしているので、1日もあれば周辺施設は回ることができます。                   小生大好きな21世紀美術館に挨拶をしつつ、ひがし茶屋街でおみやげ探しをして本日は終了。 地元の

APAGE -An Asia-Pacific association for gynecologic endoscopic surgeons- 放浪記

Hello, Everyone                       This is P speaking. ども英語かぶれしているPです。 寒くなってきましたね。       本日は大作です。 10月末にシンガポールで行われた APAGE -An Asia-Pacific association for gynecologic endoscopic surgeons-で発表してきましたので、その報告となります。 ではどうぞ。 アジアの内視鏡学会、シンガポール開催ということでK教授筆頭に計6名で参加させていただきました。 老兵の視点ですので、若手の先生の内容はT先生のブログをお読みください。 では。 内視鏡下での手術に関するアジアの学会で、各国から最新の知見や手術成績など様々な検討、発表がなされました。 学会はlittle indiaと呼ばれる下町の近くで開催されました。 学会はそこまで大きな会場ではないですが、密度、熱意は高いです。           日本の先生も多く発表されており、日本の医療レベルの高さが伺えました。 他には中国からの発表が多いように思いました。 内容も皆様気合がはいっています。         北●武監督もおっしゃっていましたが、英語は喋れなくても専門性が高ければほとんど行っている内容はわかるとのことですが、まさしくその通りで、内容はクリアカットでわかりやすく、合理的な内容が国際学会だけに多かった印象です。       特に感じたのは中国の症例数の多いこと多いこと。 1病院に産婦人科医が70人いたり、手術が年数千件であったり、、、 数の力はすごいですね。       小生は恥ずかしながらエゲレスに数年いましたので、あまり発表に関しストレスはなかったですが、初国際学会の同僚に関しては発表は大変なものであったと思います。 しかし、皆様流暢な英語で質問にも答えており、安心しました。 後輩の成長を感じます。       以下はその風景でございます。          K教授の内容が全学会でも一番MISの密度が高い内容でした           さすが鉄人K先生。硬派に手術手技を動画で発表していました。            イタリア人のような積極性で学会に望むT先生            大会場でも物怖じしない(ように見えているだけの可能性は

【医療者向け】インタビュー掲載につき

 皆様   当講座教授の田畑先生のインタビューが以下サイトで特集されています。 10分程度のショートレクチャーもありますので、よろしければ閲覧いただければ幸いです。 ※視聴には登録が必要です。      https://surgicalforce.co.jp/ osp/surgeons_life/19

第63回日本産科婦人科内視鏡学会学術講演会報告

こんにちは、後期研修医Kです。       厳しい残暑が続いてますね。  その残暑に負けないぐらい熱い学会が大津で開催されました。 第63回日本産科婦人科内視鏡学会学術講演会です。                      当医局からも多くの先生方が参加いたしました。   日々の診療での成果を発表され、とても勉強になりました。 今後の診療に活かそうという発表ばかりで、 今後も先生方と一緒に当医局の医療を高めていきたいと思いました 。 そして!!!          この学会の中で最も名誉ある、杉本賞に今年は当医局 客員教授 F先生が受賞され、授賞式・講演会がありました!                     F先生は、 日本で初めて婦人科悪性腫瘍に対して腹腔鏡でのリンパ節郭清を行 ない、日本の婦人科内視鏡技術発展を牽引された先生です。       授賞式•講演会で改めて、F先生の偉大さを感じました。  F先生と一緒働けてご指導いただける環境にあらため感謝いたしま す。(なんて贅沢な医局なんでしょう!!!)  もっともっと成長するよう頑張ります!  本学会は、婦人科腹腔鏡手術について議論する学会であり、 著名な先生方の手術に対する考えを学べました。         本当にこのカットラインが適切なのか、この操作は適切なのか、 などなど、議論されており、 私も常に一つ一つの操作に疑問をもっともち、改善し、 最適な医療を提供できるよう努力をせねばと痛感いたしました。          また週明けより診療に勤しみたいと思います。