スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

12月, 2021の投稿を表示しています

東京女子医科大学本院産婦人科の研修を終えて

産婦人科後期研修医 3 年目の K です。       私は東京女子医科大学東医療センターより数か月間研修ローテートという形で本院で研修させていただき、昨日その研修期間が終了したため、研修内容を含めて投稿させていただきます。 研修期間は約 5 ヶ月間でした 。 婦人科での研修となりましたが、 当直やカンファレンスでは産科の先生方にもご指導をいただき、帝王切開や吸引分娩も数多く経験しました。       私はいつか腹腔鏡手術をできる産婦人科医になりたいと思いがあり、 せっかくここで研修できるのであれば少しでも吸収したい! と思って本院に参りました。 技術としては道のりは 遠く感じますが、 ご指導いただけたことを大事にして練習を積み重ねたいと思いまし た。 外から研修に来る私のような後期研修医も家族の一員にしてくださ って、本当に暖かく楽しい毎日でした。 手術ではダヴィンチ手術や広汎子宮全摘術の迅速、正確な所作に驚き、後に 解説もしてくださるのでとても勉強になりました。 悪性腫瘍の腹腔鏡手術やダヴィンチ手術も今まで見たことが無かっ たので感銘を受けました。 特に腹腔鏡でのリンパ節郭清には感動しました。 また、 研修期間中にダヴィンチのファーストアシスタントの資格も取らせて いただきました。 在籍する後期研修医も多く切磋琢磨する雰囲気があり刺激を受けました。 術前カンファレンスに向けて議論しながら準備したことが心に残っ ています。 学年の比較的近い、 中堅と呼ばれるような学年の先生方の層も厚く、何年後か にこうな りたいと強く思わせてくださいました。 何より多くの患者さんを担当医として関わる事が日々勉強となりま した。 まだまだ半人前にも満たない自分ですが今後も頑張ります。      K 拝

第34回日本内視鏡外科学会総会 in 神戸

 こんにちは、医局員のKです。  寒さ深まりもうすぐ年末ですね。今年もコロナに振り回された一年でしたが、ようやく学会に現地参加出来るようになって来ました。    今回は令和3年12月2日から4日まで神戸で開催された第34回日本内視鏡外科学会総会に参加して参りました。    約2年ぶりの現地参加…医局や自宅でパソコンと睨めっこするオンラインとは違い気分も引き締まりました。 他施設の先生方にも直接お会い出来ることはやっぱりいいものですね。    会場では感染対策として、毎日、健康チェック表の提出や体温測定を行ったり、フロアの座席は間隔を空けて着席したりとコロナ前とは違った装いなっていました。    内視鏡外科学会は全ての科の内視鏡手術について発表があるので、婦人科の手術だけでなく、普段は見ることのない他科の手術を見られたり、骨盤リンパ節郭清が科毎のバリエーションを知れたりと非常に面白い学会でした。    内視鏡手術の学会ですが、内視鏡手術の限界についても議論されており、骨盤除臓術のセッションでは開腹手術の動画もたくさんあり非常に勉強になりました。 学会と言えば、夜の交流会が定番でしたが、そこはまだコロナ禍ですので、グッと我慢…また飲みに行ける日が早く来ることを祈りながら帰路に着きました。  それでは皆様、良いお年を‼︎