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9月, 2024の投稿を表示しています

【主幹】第410回東京産科婦人科学会例会

残暑が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 医局員Kです。 先日、東京産科婦人科学会例会が開催されました。今回は当院が主催校のため、医局員も座長など運営のお手伝いをさせていただきました。 本学会は東京にある各病院の産婦人科医が一同に集まり、様々な貴重症例報告をし、各病院と共有し今後の医学発展に繋がる場です。 今回も様々な発表があり、勉強となりました。 学会中にはセミナーも開催されました。 セミナー内容は、 •子宮内膜症の管理・治療方法について •帝王切開瘢痕症の治療法と防止策としての帝王切開方法の検討 でした。データーから最適な治療法がブラッシュアップされ、明日からの診療にいかしていきたいと思います。 地方部会は若手産婦人科医師の学会発表デビューの場でもあります。 私も数年前の初期研修医の時に初めて発表させていただいた学会です。 そんな学会の座長をさせていただき、感慨深かったです。 そして、今年度入局されたS先生も、本学会が初めての発表でした。 小生と発表の準備をしておりました が、S先生の発表はとても堂々としており、小生の出る幕はありませんでした!流石! 来年は当院主催校の学会が複数予定されており、今回の学会の経験をいかし、医局員で運営を頑張りたいと思います。 K拝

産婦人科内視鏡手術ガイドライン 2024年版と第64回日本産科婦人科内視鏡学会学術講演会

副題 〜とある医局員の最も長い一日〜 さて、随分更新が滞ってしまいました。 2ヶ月ぶりの投稿になります。 毎度のPです。       今回は2つの内容をお話します。 まずは第64回日本産科婦人科内視鏡学会学術講演会について。 婦人科低侵襲手術の年1回の祭典(?)は東京で今年は行われました。 小生の家からはバス1本で楽々到着しますので非常に快適でした。 若手の先生からは専門医試験や地方部学会会場の本丸となっており、トラウマかもしれませんが、、、 、、、内容に移ります。 当院からは3名の発表があり、中にはORAL SESSIONやENGLISH POSTERもありました。 今回はポスターもプレゼンテーションがあり、質疑応答に熱が入っていました。 小生も発表しましたが、活発に議論が飛び交い、これぞ現地学会という印象です。 お腹を切らない経膣での手術手技や、ロボット手術、骨盤臓器脱手術、新しい手術操作器具等が今年は多く見られた発表でした。 以前のブログで書きましたが、タイ、バンコクでのトレーニングに参加された先生や小生の大学院生時代のラボメンも多数参加されていました。 時の流れを感じるとともに、センチメンタルな気分になりましたねぇ、、、       さて、学会は3日間行われ、 刺激を受けつつ、帰路に帰りました、、、と、、、                     と  は  な  ら  ず  。                     実は最終日の最終時間帯に今年発刊される産婦人科内視鏡手術ガイドライン2024年版の変更点のポイントのセッションがありました。 今回のメインデッシュはこちらです。       2024年版ガイドラインは婦人科良性、悪性、子宮鏡と項目がわかれており、日本中の著名な先生が集まり、現在ひいては今後の婦人科手術の治療指針を決定する重要な役割があります。 そんな中で良性取りまとめ役として当院の熊切教授が取り仕切りされておりました。 そして若輩者x100000000000の小生も良性幹事として参加し作成に携わらせていただきました。 文章にしてしまえば一言ですが、2年前から今回の発刊にあたって初動があり、定期的なガイドライン作成委員でのデータ収集、打ち合わせがあり、その後パブリックコメント等をへて現在に至っており、圧倒的な熱量と密度の高い内容となっています。