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11月, 2023の投稿を表示しています

APAGE -An Asia-Pacific association for gynecologic endoscopic surgeons- その2

こんにちは、医局員 T です。 11 月とは名ばかり、まだ暑い日が続きますね。 先日、当医局 4 年ぶりの海外学会に参加してまいりました。       常夏の地、シンガポールで行われた The Asia-Pacific Association for Gynecologic Endoscopy and Minimally Invasive Therapy(APAGE) annual congress 2023 に、当医局からは K 教授はじめ、 6 名が参加いたしました。 参加者の出身国は中国、韓国、台湾、フィリピン、ベトナムなど多岐に渡り、日本からの参加者も何人もいらっしゃいました。 各会場では活発な質疑応答が行われており、英語という共通の言語でそれぞれの意見をぶつけあっていらっしゃいました。       各国の先生の講演もあり、腹腔鏡の仕切るアップトレーニングについての講演を聞きました。基礎のトレーニング、手術動画を執刀医の目線で見ることなど、国は違えど良い手術にとって重要なことは変わらないということを、改めて認識することができました。         また、今回の学会で K 教授がビデオ部門で Award を受賞されました。おめでとうございました。   学会の合間にはシンガポールのシンボルである、マリーナベイサンズに上りました。 地上 56 階からの絶景を見て、今後も良い産婦人科医になるべく励もうと心に誓いました。 今後も誠心誠意努力してまいります。        

第68回日本生殖医学会学術講演会・総会@金沢

        連投失礼します。 どうも。 幼少期は金沢で過ごしたアドレスホッパーPです。          突然ですが、 冒頭の写真はコンサートに来ているわけではなく、石川県立音楽堂が会場だからです。 あしからず。 現在学会最中でパソコンを打ち込んでいます。 第68回日本生殖医学会学術講演会・総会に参加いたしましたので、 感想も含めご報告します。                 場所は写真に示す通り金沢、数十年前はこんな立派な建物はなく随分豪華な駅になりました。 世界でも最も美しい駅の一つだそうです。 確かに、King's Cross駅の30倍は美しいと思います。          会場は駅から1分でアクセスもよく、ストレスを感じません。 学術的には題名の示すように生殖、体外受精、不妊から、 昨今のoncofertility、PGT等他分野も拡大し、脆弱な脳が破裂しそうです。         さて、個人的に気になったのは PCOSに対するPPOS法の開始時期やトリガーのタイミングを遅らす成績の検討や、  採卵周期、移植周期でのLHの値と治療成績の関連の検討が面白かった。         他に産婦人科医がなかなか踏み込めない男性不妊、胚培養士、看護師さんの発表もあり、 違う視点からの内容も興味深いです。 企業点もガシャポン(死語?)とかも設置してあり、小規模ながら堪能できました。 会場は古都金沢らしく、和を意識したモダンと歴史の融合、、、 学会報告なのかわからなくなってきたので、写真で御覧ください。 美しい凛とした会場です。 生殖医療の学会はアート専門施設が 圧倒的な数の暴力、 もとい、豊富な症例数のため、大きな母数の比較検討が可能で、大学病院所属の小生としては希少症例のケースシリーズで勝負です。 施設によって検討すべき立ち位置というのはあるかと思います。  他に同じパネルの先生とも貴重な意見交換ができ、親子程年は離れていても、医学という共通言語を通じて対等に議論できるのは学会の醍醐味です。         さて、少々時間を作って軽くお散歩です。 金沢はいい意味でこじんまりしているので、1日もあれば周辺施設は回ることができます。                   小生大好きな21世紀美術館に挨拶をしつつ、ひがし茶屋街でおみやげ探しをして本日は終了。 地元の

APAGE -An Asia-Pacific association for gynecologic endoscopic surgeons- 放浪記

Hello, Everyone                       This is P speaking. ども英語かぶれしているPです。 寒くなってきましたね。       本日は大作です。 10月末にシンガポールで行われた APAGE -An Asia-Pacific association for gynecologic endoscopic surgeons-で発表してきましたので、その報告となります。 ではどうぞ。 アジアの内視鏡学会、シンガポール開催ということでK教授筆頭に計6名で参加させていただきました。 老兵の視点ですので、若手の先生の内容はT先生のブログをお読みください。 では。 内視鏡下での手術に関するアジアの学会で、各国から最新の知見や手術成績など様々な検討、発表がなされました。 学会はlittle indiaと呼ばれる下町の近くで開催されました。 学会はそこまで大きな会場ではないですが、密度、熱意は高いです。           日本の先生も多く発表されており、日本の医療レベルの高さが伺えました。 他には中国からの発表が多いように思いました。 内容も皆様気合がはいっています。         北●武監督もおっしゃっていましたが、英語は喋れなくても専門性が高ければほとんど行っている内容はわかるとのことですが、まさしくその通りで、内容はクリアカットでわかりやすく、合理的な内容が国際学会だけに多かった印象です。       特に感じたのは中国の症例数の多いこと多いこと。 1病院に産婦人科医が70人いたり、手術が年数千件であったり、、、 数の力はすごいですね。       小生は恥ずかしながらエゲレスに数年いましたので、あまり発表に関しストレスはなかったですが、初国際学会の同僚に関しては発表は大変なものであったと思います。 しかし、皆様流暢な英語で質問にも答えており、安心しました。 後輩の成長を感じます。       以下はその風景でございます。          K教授の内容が全学会でも一番MISの密度が高い内容でした           さすが鉄人K先生。硬派に手術手技を動画で発表していました。            イタリア人のような積極性で学会に望むT先生            大会場でも物怖じしない(ように見えているだけの可能性は