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2025年度 入局説明会

  皆様       2025年度東京女子医科大学産婦人科の入局説明会を上記日程で行います       希望される方は上記連絡先の医局長までご連絡をお待ちしています

POP2に行ってきました

こんにちは。 医局員Tです。 新年度も1か月がたとうとしておりますが、皆様いかがお過ごしですか。        さる5月18日、19日にパシフィコ横浜ノースで開催されました、日本産科婦人科学会のPOP2(Plus One Project2)に、チューターとして医局員のK先生と、そして若手委員のY先生と参加してきましたので、ご報告いたします。        POP2は、初期研修医2年生を対象とした産婦人科へのリクルートイベントです。  1日目は分娩、超音波検査、腹腔鏡、外科手技の4つの体験をおこないます。  北は北海道、南は九州から180名を超える参加者が集まり、会場は熱気にあふれていました。        私は腹腔鏡のブースの担当だったのですが、豚の胃粘膜を用いた卵巣嚢腫摘出の練習、縫合結紮の練習、ロボット手術のシミュレーターなど、盛りだくさんの内容で、白熱した指導が繰り広げられていました。        研修医の先生たちも二人一組で、互いにコミュニケーションをとりながら本番の手術さながらの手技練習をおこなっておりました。     ↑華麗な鉗子捌きをみせるK先生          2日目は若手委員による産婦人科のPRの講演会、チューターと少人数での相談会が開催されました。 当院からはY先生が産婦人科医と子育て、キャリアについて講演なさっており、終了後は大きな拍手に包まれていました。  私事ですが、この二日間でチューターをした他の病院の先生とも仲良くなることができ、来年以降もぜひ参加したいと思えるイベントでした。        これを機に産婦人科を目指す先生が増えれば嬉しいです。  このブログをご覧の皆様も、すこしでも産婦人科に興味がありましたら、お気軽にご連絡ください!              ↑2日間のイベントを終えて       

第76回日本産科婦人科学会学術講演会 -2- (新入局員ご挨拶)

こちらのブログで執筆させていただくのは初めてとなります、 新入局員のSです。 簡単な自己紹介をしますと、 私は東京女子医科大学の出身かつ初期研修も女子医大病院で終え、 この春から女子医大産婦人科へ入局した身です。 優秀かつ温かい諸先生方のもとで学べるならばと今後も女子医大で 研鑽する道を選びました。 ひよこどころか孵化前の卵ですが、 日々コロコロと転がしていただいています。 今回はタイトルの通り、 日本産科婦人科学会という大きな学会に参加してきましたので、 その報告・感想を綴らせていただきます。 今年の学会はパシフィコ横浜ノースで4月19日〜 4月21日の3日間行われていました。 ハンズオンセミナー、各種講演、ポスター発表、 企業ブースなど選り取り見取りで、 もちろん全部見て回るのは難しいですが、 全日朝から見て回っても飽きのこない学びのある貴重な機会でした 。 当院の研修医や学生も何人か参加しており楽しそうに回ってくれて いました。 専攻医1年目の私にとってもどれも面白かったですが、 ガイドライン説明会と各教育講演はやはり初心者にもわかりやすか ったです。 この先自分も発表する時が来るのか、、 と緊張しながらポスター発表を眺めたり、 企業ブースでは体験ついでにちゃっかりジュースや日焼け止めをい ただいてはしゃいだり・・・ 大変充実した3日間でした。 来年も楽しみです! 稚拙な文章にはなりますが目を通していただきありがとうございま した。

第76回日本産科婦人科学会学術講演会(新入局員ご挨拶)

お初にお目にかかります。 新入局員のTと申します。 このたびブログを執筆する機会をいただき身が引き締まる思いです 。       まずは自己紹介から、 私は他大学を卒業後に東北の市中病院で初期研修を行い、 今年の4月にここ東京女子医科大学病院の産婦人科に入局しました 。       入局のきっかけは昨年8月に病院見学で訪れた際、 先輩医師のとても教育的な姿勢に感銘を受け ここでなら自分の理想とする産婦人科医像に近づけると強く感じた からです。       それでも専門医プログラムを決める期限が近付くと 出身大学や初期研修病院の関連医局にそのまま入局しようかなど、 正直なところとても悩みました。 しかしながら 実際に働いてみると、 真剣ながらもどこか温和な雰囲気のカンファレンスや 大学病院ならではの希少な症例を担当させてもらえたりと ここを選んだことは間違いではなかったと実感する毎日です。       入局を少しでも考えている研修医、 学生さんはぜひ一度見学に来てもらえたらなと思います。       前置きが長くなりましたが さて今回は、題名に掲げたとおり 横浜で開催された「日本産科婦人科学会 学術講演会」に参加してきました。 私自身、大きな学会に参加するのは人生初めてで その日横浜は気温25度近くの晴天だったことも相まって 会場はとてつもない熱気とエネルギーに満ち溢れていました。 第一線で活躍される臨床医・研究者の講演を拝聴するのはもちろん 自分と同年代の若手の先生方が様々な分野、新しい視点で研究・ 発表をされていて 自分も負けていられないなと普段はなかなか味わえない刺激を受け ました。 このことが学会に参加した一番の収穫だったと思います。 この気持ちを忘れずに、今後もさらなる努力を重ねてまいります。       それでは、また。

婦人科内視鏡ガイドライン2024年

                    平素よりお世話になっております。 Pです。 春一番とともに花粉症一番がやってきました。         本日は東京駅で開かれている婦人科内視鏡ガイドライン2024年度の最終会議に参加させていただきました。 詳細は省かざるを得ないですが、まずは感想を。 よろしくお願いいたします。             ガイドラインというものが、まずどの科、学会にも存在し、日本、また世界において大まかな病気、治療に関して一定の水準、推奨を担保するために、数年毎にアップデートが行われます。 こういった病気、症例に関しては現状ではこういった治療、精査がいいのではないか、こういった治療は現状ではしないほうがいいのではないかといった大まかな治療を決定します。 それを莫大なデータの探索や成績をもとにエビデンスベースで、日本中の著名な先生たちがディスカッションを行い決定していきます。       小生もK教授のお手伝いで参加させていただいております。 貴重な経験をさせていただいております。 ひたすらに感謝、感謝、感謝です。           最終報告として今年度の婦人科内視鏡学会での公表となるかとおもいます。           このガイドライン会議は1年以上前から動き出しており、今回がその最終決定会議です。 膨大な時間と労力をかけて指標ができあがっていくのだなぁと感じながら会議は光の速度で過ぎていきました。 大まかに良性、悪性、子宮鏡に分かれ、各CQに対して正当性、妥当性を最終検討し、投票をおこなっていきます。 小生、巨匠に挟まれ10分で1日分の体力が消費していきました。ハァハァ、、、           2日間のディスカッションの結果、婦人科内視鏡の指標が決定しました。 今後の発表をお待ちいただければ幸いです。 すべては患者さんのために。          

International Workshop 2024 in Bangkok part 2

        皆様お元気でしょうか? 医師Kです。 私が産婦人科に入局してすぐにcovid-19が流行したこともあり外国での学会、研修は参加することができず今回が初めての海外研修ということもありとても楽しみにしておりました。   Workshopついてブログに上げさせて頂きます。   今回日本からのWorkshop参加者は総勢30名程でした。   全員が産婦人科医師で御高名な先生も数多く、 緊張感のある研修でした( 懇親会では気さくに話して頂き皆さん優しい先生ばかりでした^ ^)。       研修先はSiriraj Hospitalに併設されているTG-MET Centerという施設で他国の医師との合同研修でした。   改めて凄い場に自分がいるのだなと再認識し、 TWMUとして恥じない行動をしようと身が引き締まる思いでした 。                           下記記事では3日間の研修内容をお届けします。  まずはタイの先生方と倉敷成人病センターで婦人科の主任部長を務 める安藤正明先生のご挨拶がありました。   安藤先生といえば産婦人科医師で知らない人はいないほど有名な先 生で"行ける伝説!! と言うくらい凄い方なんですが、 お話ししてみるととても穏やかな口調で人柄も素晴らしい方でした 。         今回のWorkshopも安藤先生からTWMUのK教授へお誘い して頂いき私が参加する事になった経緯もあり、安藤先生、 K教授には大変感謝しております。   研修内容の一つとしては安藤先生の手術のビデオを供覧しディスカ ッションを行うといったものでした。                                         手術内容は患者の侵襲を最小限にするため「腹腔鏡手術」 についてでした。腹腔鏡手術は当院でも行なっており、 低侵襲といった利点等から手術適応が近年拡大されています。   腹腔鏡手術の大部分は鉗子という器具を用いて行いますが、 鉗子をいかに上手く扱うかが腹腔鏡手術のポイントの一つとなりま す。       安藤先生はこの操作が洗練されており正直2倍速なんじゃないのか !と思うぐらいとてつもない速度で手術が進んでいきました。   自分が手術を行うことも経験として力にはなりますが、 他の医師の手術動画を見るこ