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新生児科N先生送別会

毎度お世話になっております。仕事の合間を縫ってブログを更新することを覚え始めた医局員Hです。



昨日は新生児科N先生の送別会がありました。産婦人科はマラソンのようなもので、まずお産が一つのゴールとなります。なるべく赤ちゃんを元気な状態で出産まで導くのが産婦人科医の目標です。ここまでは箱根駅伝で例えると第1走者のようなもので、生まれた後の新生児の精査や治療を長い期間をかけて診察していくのが新生児科の仕事になります。よってお産は産婦人科だけでおこなうものではなく、様々な科、特に新生児科との密接な繋がりがあります。産婦人科医不足が叫ばれて長年が経過していますが、新生児科はさらに深刻です。ニュースの出産場所の不足は多くは新生児会不足による新生児管理困難によるところが大きいのではないでしょうか。我々以上に激務を日々こなされている新生児科の先生方には本当に感謝感謝で、当直中も新生児科の方角には足を向けて寝ることは絶対的禁忌であります。



ちょっと前置きが長くなりましたが、私も若い頃新生児科を数ヶ月研修させていただき、暖かく御指導を頂いた思い出があります。担当した患者さんの顔は今でも鮮明に覚えております(W先生、また戻ってこないですか?!)。そんな病棟をいつも鋭い関西弁で病棟を笑顔にしていただいたN先生がこの度K大学の教授に就任されるということで、退館&就任祝いということで我ら産婦人科パリピチームも参加してきました。
軽快な関西弁に似合わず、いつもおっしゃることは真摯で的を得ていて、求心力が強く気持ちのいい先生です。スピーチもさすがでした!







年度末はいつも別れの季節で多くの先生が去り、多くの先生が門を叩きます。寂しいですが、医局は流動的な場所です。不安と来年への飛躍を期待しつつ、診療をより一層良いものにできるように覚悟を新たにしつつ、美酒に酔う集まりでした。うぅ、、、思い返すと涙が、、、
本当に長い間お疲れ様でした!



最後はN大先生を囲んで記念撮影です。










医局員 H 拝