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F先生送別会

寒い日が続きますね、中堅医局員Hです。



さて、学期末はどの社会に於いても別れの季節です。
医局は流動的とはいえ、悲しいですね。



筆者は齢8年目に入ろうとしておりますが、研修も当院で行って参りました。
一時期外に出ましたが、身も心も女子医大で育ってきました。
そして当院には研修医に対し、3つ専門コースという専門のコースがあります。
小児科、外科、そして産婦人科コースです。



簡単に言うと、研修医の時から上記の科の希望に合わせそれぞれ専門性の高い研修しよう!というのが目的だと思います。



話がそれましたが、私の心も学生の時から産婦人科と決めておりましたので、上記コースで研修をさせて頂きました。
2年間の研修の内半年を産婦人科に費やし、今に至ります。
もちろん医師になる前は技術も知識もない赤ん坊同然ですから、採血の仕方や薬の名前すら全く分からず、右往左往している日々が数ヶ月続きました。



他社では給料泥棒と罵倒されてもしょうがない状態ですが、そんなひよっこ医師にも上級医師による教育という大事なシステムがあります。
一子相伝というわけではありませんが、脈々を医師の技術、知識を受け継がせていく伝統的なスタイルはどの病院でも同じです。
私も半年間みっちり先輩方にいろいろ教えていただきました。



そしてこの時僕がお世話になった先生方がちょうど今の僕の学年くらいでしょうか。
今年退職に至りました。
研修の時から飲み会やら、教育やら、飲み会やら飲み会やら飲み、、、といつも可愛がって頂いた先生の退職は胸が痛いです。



先日はそんな決して足を向けて寝ることは出来ないY(旧F)大先生の送別会でございました。
旦那さんは麻酔科の先生で公私ともに産婦人科との架け橋になって頂いている良夫でございます。
今後は夫婦で実家でお産を続けていかれるそうで、、、



会はたわいもない会話で終始終わりました、いつもの飲み会の様に。
さよなら感がないところがF大先生のよいところです。
大先生には仕事、お酒の席で星の数ほどビンタを頂きましたが、先日がどのビンタより一番泣けました。



最後は集合写真をパシャリ








医師の世界は狭き世界ですので、今後もどこかできっとお会いできると信じております。
では今後のご健勝を祈って、、、









悲しみの医局員 H 拝