みなさまこんにちは。医局員のSです。
今年は寒くなるのがゆっくりの様ですがそろそろ寒さが強くなってきました。
そして、まだまだコロナに油断できない世の中です。
この度11月に開催されました2つの学会に参加してまいりました。
今回は11月5日から6日まで仙台にて開催された第61回日本臨床細胞学会秋期大会のご報告です。
日本臨床細胞学会は産婦人科のみならず病理診断科やその他細胞診に関わる他科の先生方や臨床検査技師の方々等が参加される規模の大きな学会の一つです。
(ちなみに!2025年春期大会はT教授が会長を務められ、当科にて学会開催予定です!!)
学会でのたくさんの演題発表を聞くんだ!と意気込んでいたのですが。
年に1回同学会が開催している細胞診セミナーという実習があります。講義や鏡検を全科通じて勉強することのできる貴重なセミナーなのですが、コロナ禍の間2年開催されていなかった鏡検実習が今年再開されるとのことで、同じく細胞診専門医取得予定のM先生と共に急いで申し込みました。
なんと学会期間みっちりセミナーを受けるスケジュールとなっており、今回は学会参加というよりはセミナー+現地発表という密度の濃い時間を過ごすこととなりました!
(顕微鏡に疲れたM先生、、、お疲れ様でした。)
顕微鏡酔いしながらではありますが、24時間耐久レースのような鏡検実習を終え、急いで学会場へ移動しました。
それは、当院産科K教授の医療倫理講演が直後に控えていたためです。
K教授の素晴らしい講演を聞いた後、急ぎポスターに戻り自身の演題発表を無事終えることができました。
細胞診に関しての勉強を始めたばかりであり、演題発表を懇切丁寧に見ていただいた 医局長A先生に感謝申し上げます。
細胞診は婦人科で診療を行うにあたりとても縁の深い検査であり、学会に参加し、プレパラートを実際に覗き続けてみて、今後もっともっと細胞診を自分の身近なものにしていきたいなと強く思いました。
以上学会報告でした。
次回、11月10日から11日に開催された第45回日本産婦人科手術学会のご報告を引き続き私医局員Sより報告させていただきます。
よろしくお願い申し上げます。