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投稿

放病婦 ~Precision Medicineへ向けた三位一体~

            皆々様 Pでございます。 本日はPの最も長い一日をお届けします。       本日主幹を行わせていただきましたJSAWI第26回シンポジウムの報告をいたします。         前置きとしまして、この学会は淡路島で伝統的に開催される放射線科、病理診断科、産婦人科が合同となって科の垣根を超えて議論を行う稀有な学会となっています。                          普段部下にブログを書け書けとハラスメントすれすれを綱渡りしていますが、この学会だけは自分で書かせていただきます。 前日入りしてみっちり仕事させていただきましたので、写真ともにご覧ください。 内容は当然、専門とする科からの視点で描かれる産婦人科疾患についてです。 普段カンファレンスで上がらないアカデミックな視点からの病理診断、画像診断は単科の学会では聞くことのない興味深い内容が多いです。 また他の科の先生に気を使っていただいているのか、門外漢にもわかりやすく内容を噛み砕いて説明いただいてるにもかかわらず、内容は免疫チェックポイント阻害に関するirAEの画像診断から婦人科出血に対するIVRのノウハウ等、最先端の内容をしっかり説明いただく先生が多かったです。                   それはトップランナーの高度な知識と経験があるからこそできる技だと思います。 産婦人科が日常診療で常識的に考えている内容でも他科の先生では新しいことであり、だからこそ新しい意見や議論が生まれる様子はこの学会でしか体験することができない経験です。 会場もいい意味で凝縮されており、講演やポスターを聞き逃すことはありません。   過ごした時間は、例えるなら鳥山先生の漫画でもあるいわゆる、、、   ”精神と時の部屋”、、、でしょうか。 ポスター発表も日本産科婦人科学会では見られない画像、病理診断に焦点を当てている内容は目新しく、斬新で...

日本産科婦人科内視鏡学会学術講演会/アジア婦人科ロボット手術学会学術集会 参加レポート

お久しぶりです、医師Tです。       2025年9月18日から20日にかけて鹿児島市で開催された JSGOE/ASGRS 学会 に、私を含め医局から6名で参加してきました。 そのときの様子をちょっとご紹介します。             まずは学会よりも先に…初めて訪れた鹿児島!会場から見える桜島の迫力に思わず見とれてしまいました。         活火山を目の前にしながらの学会参加なんて、なかなかできない経験ですよね。       学会では、内視鏡やロボット支援手術といった低侵襲手術の最新トピックが盛りだくさんで、会場全体が熱気に包まれていました。     私は9月18日に登壇させていただいたのですが、思ったより大きな会場で少し緊張しつつも、ワクワク感の方が勝って楽しく発表することができました。     今までに子宮手術の手術をした妊婦さんの周産期の注意点や管理方法について発表したのですが、質疑応答ではたくさんの先生方と意見交換でき、とても有意義な時間になりました。 夜は医局のメンバーと一緒に鹿児島グルメとお酒を楽しみながら、結局また仕事の話で盛り上がるという…(笑)。       でもこういう時間も含めて、学会の醍醐味だなあと感じました。       今回得られた経験や学びを、日常の診療や研究に還元して、また次のステップにつなげていきたいと思います。        

日本周産期・新生児医学会学術集会

        皆様お久しぶりです。 Kです。       投稿は久しぶりで一昨年のタイの投稿以来となります。月日が経つのはあっというまで恐ろしいですね・・・。       さて先日、第 61 回日本周産期・新生児医学会学術集会に参加してきましたのでご報告します。         この学会は、毎年開催される大学術集会で、産婦人科や小児科、小児外科、麻酔科など、周産期や新生児医療に関わる多くの分野の先生方が参加します。     例年通り、私たちの科からも参加し、今年は 4 人の先生が発表を行いました。私自身も発表の機会をいただき、無事に終えることができました。           会場は大阪の国際会議場で、大阪駅から近いホテルを予約していましたが、大阪万博の影響なのか、以前訪れた時と比べると街全体がとても賑わっており、終始人の多さに圧倒されました。     移動も少し大変でしたが、大阪の活気に元気をもらった部分もありました。             天気は目まぐるしく変わり、 35℃ 近い炎天下の日があれば、突然のスコールのような大雨の日もあり、荒れ模様の天気でした。屋外を歩く時間はなかなか大変でしたが、いたるところに大阪万博公式キャラクターのミャクミャクがおり、それもまた良い思い出です。       学会の会場は連日多くの人で賑わい、活気にあふれていました。私の発表の際も、さまざまな病院や施設の先生方が熱心に耳を傾けてくださって、とてもありがたく思いました。     質疑応答の時間には多くの質問や意見をいただき、自分自身も新たな視点や学びを得ることができ、とても充実した時間となりました。       また、会期中には企業が最新の医療機器の紹介をしていたり、最新の治験や治療方法に関する発表も多くあり、周産期医療や新生児医療の分野が日々進歩していることを改めて感じました。特に本学では、より良い...