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第69回日本生殖医学会学術講演会と望郷

どえりゃ~暑い11月ですね! 今回は 第69回日本生殖医学会学術講演会で発表したもんでご報告します。 会場が地元名古屋のPです。 ポートメッセ名古屋が会場でやや名駅からは遠いですが、広々と開放感に溢れた会場です。 テーマは生殖分野の中でも不育症関連でしたが、卵子凍結、遺伝領域、Oncofertilityなど多岐にわたっており、産婦人科領域の中でも今後の医学の進歩でBreakthroughが期待できる分野が多く感じ取れました。 小生はOncoFertilityの当院のデータをまとめて発表させていただきました。               ついでにギラギラしている後輩x2もついてきました。                       会場は場所によってはピーク時の山手線以上、いや、YOASOBIのライブ以上に混んでおり、外のプチサテライトから映像をながしていた程でした。 うーん、、、マッタクミエナイキコエナイ、、、 (´;ω;`)                 さて、個人的に面白かったのはとあるランチョンセミナーでの講演でOne and Doneといえば伝わるでしょうか。 理想的な卵巣刺激、採卵についての検討のセッションが大変刺激的でした。 刺激的すぎてここでは具体的な感想は避けます。       他にも昔の上司の進捗や熱い話で夜は盛り上がらせていただきました。  今後の研究や指導の展望が輪郭を得てきたように思いました。 コミュニケーションは大事ですね。   そしてっ!名古屋めし! 個人的に名古屋は土地の面積と人口のバランスが悪く移動や生活に少々難ありと思っているのですが、名古屋めしだけは別格です。かけてみそつけてみそです。 短時間で山本屋 x2 (Figure.1)、藤一番、すがきやラーメン、コーチン、味噌カツとソウルフードをすべて消費して帰路につきました。ゲフッ。。。 Figure.1 2周目の味噌煮込みうどんを消費する直前の図 現地学会参加および発表は他の病院の先生の頑張りもよく伝わり、自身のモチベーションが大幅に上がるので心の休暇にとても良いと感じました。 最後はD様にGood Byeをして東京行きの新幹線へ。                    

第25回JSAWIのシンポジウム

  ご無沙汰しております。新入局員の T です。 4月以来のブログ投稿となります。           このたび淡路島で開催された第 25 回 JSAWI(Japanese Society for the Advancement of Women’s Imaging) のシンポジウムに参加してきました。         年に一度の、病理・画像診断科・産婦人科の3分野が一堂に会するシンポジウムとあって、 最新の研究・臨床に触れられる講演プログラムをはじめ、希少な症例についてのポスター発表、会の終わりに親交を深める BBQ など、 10 月という肌寒い時期でしたが、会自体はとても熱気と興奮に包まれていました。本当に楽しく実りある 2 日間だったと思います。         実は今回参加した目的の一つに、来年のシンポジウムを当医局が主催することとなっており、運営について把握しておきたかった、ということが挙げられます。       今年から完全な現地開催となりましたが、アフターコロナとして医療界が先陣を切って現地開催することは大変意義のあることだと思います。       ただ、運営する側としては WEB 開催と異なり、物理的な障壁が生じるため、例年以上に早めに準備に取り組まなければならないなと痛感させられました。         また当たり前のことですが、運営について知れば知るほど、様々な人々の不断の努力によってシンポジウムが開催されているのだということに、あらためて気づかされました。       来年の JSAWI シンポジウムのテーマは「放病婦 ~ Precision Medicine へ向けた三位一体~」です。会の成功を目指して、これから準備にとりかかっていきます!           話は変わりますが、来年の 4 月に専攻医 1 年目の新入局員を複数名 迎えることになりました。後輩ができることに今からとてもワクワクしています。と同時に、後輩に教えられるように、目標とされるようにこれからも日々研鑽を積んでいかなければならないと身が引き締まる思いです。           冗長になってしまいましたが、今回はこのあたりで。では、また。        

【主幹】第410回東京産科婦人科学会例会

残暑が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 医局員Kです。 先日、東京産科婦人科学会例会が開催されました。今回は当院が主催校のため、医局員も座長など運営のお手伝いをさせていただきました。 本学会は東京にある各病院の産婦人科医が一同に集まり、様々な貴重症例報告をし、各病院と共有し今後の医学発展に繋がる場です。 今回も様々な発表があり、勉強となりました。 学会中にはセミナーも開催されました。 セミナー内容は、 •子宮内膜症の管理・治療方法について •帝王切開瘢痕症の治療法と防止策としての帝王切開方法の検討 でした。データーから最適な治療法がブラッシュアップされ、明日からの診療にいかしていきたいと思います。 地方部会は若手産婦人科医師の学会発表デビューの場でもあります。 私も数年前の初期研修医の時に初めて発表させていただいた学会です。 そんな学会の座長をさせていただき、感慨深かったです。 そして、今年度入局されたS先生も、本学会が初めての発表でした。 小生と発表の準備をしておりました が、S先生の発表はとても堂々としており、小生の出る幕はありませんでした!流石! 来年は当院主催校の学会が複数予定されており、今回の学会の経験をいかし、医局員で運営を頑張りたいと思います。 K拝

産婦人科内視鏡手術ガイドライン 2024年版と第64回日本産科婦人科内視鏡学会学術講演会

副題 〜とある医局員の最も長い一日〜 さて、随分更新が滞ってしまいました。 2ヶ月ぶりの投稿になります。 毎度のPです。       今回は2つの内容をお話します。 まずは第64回日本産科婦人科内視鏡学会学術講演会について。 婦人科低侵襲手術の年1回の祭典(?)は東京で今年は行われました。 小生の家からはバス1本で楽々到着しますので非常に快適でした。 若手の先生からは専門医試験や地方部学会会場の本丸となっており、トラウマかもしれませんが、、、 、、、内容に移ります。 当院からは3名の発表があり、中にはORAL SESSIONやENGLISH POSTERもありました。 今回はポスターもプレゼンテーションがあり、質疑応答に熱が入っていました。 小生も発表しましたが、活発に議論が飛び交い、これぞ現地学会という印象です。 お腹を切らない経膣での手術手技や、ロボット手術、骨盤臓器脱手術、新しい手術操作器具等が今年は多く見られた発表でした。 以前のブログで書きましたが、タイ、バンコクでのトレーニングに参加された先生や小生の大学院生時代のラボメンも多数参加されていました。 時の流れを感じるとともに、センチメンタルな気分になりましたねぇ、、、       さて、学会は3日間行われ、 刺激を受けつつ、帰路に帰りました、、、と、、、                     と  は  な  ら  ず  。                     実は最終日の最終時間帯に今年発刊される産婦人科内視鏡手術ガイドライン2024年版の変更点のポイントのセッションがありました。 今回のメインデッシュはこちらです。       2024年版ガイドラインは婦人科良性、悪性、子宮鏡と項目がわかれており、日本中の著名な先生が集まり、現在ひいては今後の婦人科手術の治療指針を決定する重要な役割があります。 そんな中で良性取りまとめ役として当院の熊切教授が取り仕切りされておりました。 そして若輩者x100000000000の小生も良性幹事として参加し作成に携わらせていただきました。 文章にしてしまえば一言ですが、2年前から今回の発刊にあたって初動があり、定期的なガイドライン作成委員でのデータ収集、打ち合わせがあり、その後パブリックコメント等をへて現在に至っており、圧倒的な熱量と密度の高い内容となっています。

2025年度 入局説明会

  皆様       2025年度東京女子医科大学産婦人科の入局説明会を上記日程で行います       希望される方は上記連絡先の医局長までご連絡をお待ちしています

POP2に行ってきました

こんにちは。 医局員Tです。 新年度も1か月がたとうとしておりますが、皆様いかがお過ごしですか。        さる5月18日、19日にパシフィコ横浜ノースで開催されました、日本産科婦人科学会のPOP2(Plus One Project2)に、チューターとして医局員のK先生と、そして若手委員のY先生と参加してきましたので、ご報告いたします。        POP2は、初期研修医2年生を対象とした産婦人科へのリクルートイベントです。  1日目は分娩、超音波検査、腹腔鏡、外科手技の4つの体験をおこないます。  北は北海道、南は九州から180名を超える参加者が集まり、会場は熱気にあふれていました。        私は腹腔鏡のブースの担当だったのですが、豚の胃粘膜を用いた卵巣嚢腫摘出の練習、縫合結紮の練習、ロボット手術のシミュレーターなど、盛りだくさんの内容で、白熱した指導が繰り広げられていました。        研修医の先生たちも二人一組で、互いにコミュニケーションをとりながら本番の手術さながらの手技練習をおこなっておりました。     ↑華麗な鉗子捌きをみせるK先生          2日目は若手委員による産婦人科のPRの講演会、チューターと少人数での相談会が開催されました。 当院からはY先生が産婦人科医と子育て、キャリアについて講演なさっており、終了後は大きな拍手に包まれていました。  私事ですが、この二日間でチューターをした他の病院の先生とも仲良くなることができ、来年以降もぜひ参加したいと思えるイベントでした。        これを機に産婦人科を目指す先生が増えれば嬉しいです。  このブログをご覧の皆様も、すこしでも産婦人科に興味がありましたら、お気軽にご連絡ください!              ↑2日間のイベントを終えて       

第76回日本産科婦人科学会学術講演会 -2- (新入局員ご挨拶)

こちらのブログで執筆させていただくのは初めてとなります、 新入局員のSです。 簡単な自己紹介をしますと、 私は東京女子医科大学の出身かつ初期研修も女子医大病院で終え、 この春から女子医大産婦人科へ入局した身です。 優秀かつ温かい諸先生方のもとで学べるならばと今後も女子医大で 研鑽する道を選びました。 ひよこどころか孵化前の卵ですが、 日々コロコロと転がしていただいています。 今回はタイトルの通り、 日本産科婦人科学会という大きな学会に参加してきましたので、 その報告・感想を綴らせていただきます。 今年の学会はパシフィコ横浜ノースで4月19日〜 4月21日の3日間行われていました。 ハンズオンセミナー、各種講演、ポスター発表、 企業ブースなど選り取り見取りで、 もちろん全部見て回るのは難しいですが、 全日朝から見て回っても飽きのこない学びのある貴重な機会でした 。 当院の研修医や学生も何人か参加しており楽しそうに回ってくれて いました。 専攻医1年目の私にとってもどれも面白かったですが、 ガイドライン説明会と各教育講演はやはり初心者にもわかりやすか ったです。 この先自分も発表する時が来るのか、、 と緊張しながらポスター発表を眺めたり、 企業ブースでは体験ついでにちゃっかりジュースや日焼け止めをい ただいてはしゃいだり・・・ 大変充実した3日間でした。 来年も楽しみです! 稚拙な文章にはなりますが目を通していただきありがとうございま した。

第76回日本産科婦人科学会学術講演会(新入局員ご挨拶)

お初にお目にかかります。 新入局員のTと申します。 このたびブログを執筆する機会をいただき身が引き締まる思いです 。       まずは自己紹介から、 私は他大学を卒業後に東北の市中病院で初期研修を行い、 今年の4月にここ東京女子医科大学病院の産婦人科に入局しました 。       入局のきっかけは昨年8月に病院見学で訪れた際、 先輩医師のとても教育的な姿勢に感銘を受け ここでなら自分の理想とする産婦人科医像に近づけると強く感じた からです。       それでも専門医プログラムを決める期限が近付くと 出身大学や初期研修病院の関連医局にそのまま入局しようかなど、 正直なところとても悩みました。 しかしながら 実際に働いてみると、 真剣ながらもどこか温和な雰囲気のカンファレンスや 大学病院ならではの希少な症例を担当させてもらえたりと ここを選んだことは間違いではなかったと実感する毎日です。       入局を少しでも考えている研修医、 学生さんはぜひ一度見学に来てもらえたらなと思います。       前置きが長くなりましたが さて今回は、題名に掲げたとおり 横浜で開催された「日本産科婦人科学会 学術講演会」に参加してきました。 私自身、大きな学会に参加するのは人生初めてで その日横浜は気温25度近くの晴天だったことも相まって 会場はとてつもない熱気とエネルギーに満ち溢れていました。 第一線で活躍される臨床医・研究者の講演を拝聴するのはもちろん 自分と同年代の若手の先生方が様々な分野、新しい視点で研究・ 発表をされていて 自分も負けていられないなと普段はなかなか味わえない刺激を受け ました。 このことが学会に参加した一番の収穫だったと思います。 この気持ちを忘れずに、今後もさらなる努力を重ねてまいります。       それでは、また。