皆々様 Pでございます。 本日はPの最も長い一日をお届けします。 本日主幹を行わせていただきましたJSAWI第26回シンポジウムの報告をいたします。 前置きとしまして、この学会は淡路島で伝統的に開催される放射線科、病理診断科、産婦人科が合同となって科の垣根を超えて議論を行う稀有な学会となっています。 普段部下にブログを書け書けとハラスメントすれすれを綱渡りしていますが、この学会だけは自分で書かせていただきます。 前日入りしてみっちり仕事させていただきましたので、写真ともにご覧ください。 内容は当然、専門とする科からの視点で描かれる産婦人科疾患についてです。 普段カンファレンスで上がらないアカデミックな視点からの病理診断、画像診断は単科の学会では聞くことのない興味深い内容が多いです。 また他の科の先生に気を使っていただいているのか、門外漢にもわかりやすく内容を噛み砕いて説明いただいてるにもかかわらず、内容は免疫チェックポイント阻害に関するirAEの画像診断から婦人科出血に対するIVRのノウハウ等、最先端の内容をしっかり説明いただく先生が多かったです。 それはトップランナーの高度な知識と経験があるからこそできる技だと思います。 産婦人科が日常診療で常識的に考えている内容でも他科の先生では新しいことであり、だからこそ新しい意見や議論が生まれる様子はこの学会でしか体験することができない経験です。 会場もいい意味で凝縮されており、講演やポスターを聞き逃すことはありません。 過ごした時間は、例えるなら鳥山先生の漫画でもあるいわゆる、、、 ”精神と時の部屋”、、、でしょうか。 ポスター発表も日本産科婦人科学会では見られない画像、病理診断に焦点を当てている内容は目新しく、斬新で...